断面2次元造波水槽
断面2次元水槽
造波装置

断面2次元水槽は、長さ26m(造波板から24m),幅0.6m,深さ0.8mである。
写真からも分かる通り、水槽の側面は両面ガラス張りである。

福井高専には、不規則波の造波が可能である断面2次元造波水槽が存在する。
しかも、この造波水槽は独立した建物の中(つまり室内)にあるため、導入後20年を経た現在も損傷箇所はなく、とても良い状態である。
現在、この断面水槽は学生実験では使用しておらず、田安研究室の独占状態となっている。

造波機構は、平成23年3月に電動サーボモーター+ボールネジ方式により駆動するピストン型造波装置に更新された。規則波であれば、周期  0.5〜3.0 sec、最大波高 20cmを発生することが可能である。反射波を吸収するシステムも装備され、造波計測制御装置も導入できたので、不規則波の造波、計測結果の解析が容易になった。

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計測機器

計測機器は、容量式波高計(2本)と電磁流速計(1本)がある。