7月19日
第91回全国高校野球福井県大会1回戦
対 福井商業 主審は甲子園経験の川端さん!
最高の舞台だ!
(写真提供は谷口さん)
エールの交換
試合前のエールの交換。これはチームとしてではなく学校として大切な作業である。1年生が無事この大役を果たす。
じゃんけんに勝って先攻を取った!初回先頭打者の林がファーストキャンバスに当たって大きくイレギュラーする幸運なヒットで出塁した。思わずガッツポーズ!こぶしを大きくスタンドに突き出す。みんな喜んだ。福井商業相手に好ゲームが期待できる一打だった。しかし、試合前に川端主審からいくつか注意事項があった。
林のヒットとあの川端さん(ライン上に目線をやりフェアかファールを確認、塁審の位置もベスト)
以上のことは主将からベンチに伝えるべきことである。ところが、林はいきなりバッターボックスへ向かおうとした。慌てて指示をしたが主将から正しく伝えられたのだろうかと不安がよぎる。辻野監督が抜擢した1番林は結果を出した。さて、次の平野にサインを・・・ベンチが大騒ぎしている。当の林もベンチなど見ていない。福商捕手がこちらの動きを探る前にサインを出したい・・・が、出せない。ガッツポーズとはそういう隙を見せる行為なのである。福井商業お得意のスリーボール作戦にひっかかり中途半端な攻めで結果はダブルプレーに終わる。
宮下のサードライナーがむなしい。ゲームとはお遊戯会ではない。相手がある戦いなのだ(笑)
下半身の安定感、胸の張り、腕の振り、ボールのトップの位置、いずれもすばらしい!
セカンド永井 サード川尻
チャンスに高速スライダーについ手が出た!やっぱスライダーだよね!
インコース低めの球をイチローばりに軽打!しかし、次の回に悪夢が
福井商業怒涛の攻めの始まりはヘッドスライディング!アウト?
福井商業のベースコーチもセーフのジェスチャーしてる!?
そして・・・・
チャンスに一本出ていれば・・・福井商業も慌てたかも?
ファーストでアウトはいらない、ホームに投げていれば?
あと20分粘っていれば・・・・・雨でノーゲームになって、長谷川投手と再対決できたかも?
【敢闘賞】山田(4回まで好投、イチローバリの打撃)
【技能賞】林(先頭打者ヒット)、宮下(公式戦初ヒット)
チーム名 |
監督 |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
十 |
合計 |
福井高専 |
辻野 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
0 |
福井商業 |
北野 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
0 |
1× |
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7 |
【福井高専】●山田裕、真柄−前川
【福井商業】○藤井、小保−山越
ぼやき(魔女裁判の傍聴者)
野球にはデーゲームでは4人の裁判官がいる。裁判員制度は導入されていないが野球を観戦している人は無意識のうちにジャッジしている。「あれはアウトでしたね!」は行きつけのバーバーWのご主人の第一声であった。わざわざ応援に駆けつけてくれたのである。(第3日曜日は休みやったかな?息子が八木先生の時代に福井商業を破った足羽OBなのでその応援もかねて?)一塁側ベンチから見ていた私も気持ち的に同じ判断を下していた。しかし、決して文句を言えない。問題の5回である。この回を凌げば・・・すべてはこの回!エースが「配球をストレート中心に変えた」と新聞のコメントに書いてあった。なぜ?まったくタイミングが合っていなかったF商に対してその「試み」は?さすが高専、「いろいろやってみるんですよ思想」そして、先頭打者に四球、次が投手エラー(これが実はアウト?)さらに、投手のバント処理のミス(これも実は・・・)「独り相撲ってうまい日本語ありますよ」の具体的事例。ベンチで「若狭の再現」とささやく者がいたが、だれも彼を責めたりできない。一点も取ってあげられない負い目と彼あってこその好ゲームだからだ。「狙われたエース」!昔、「打撃はトスバッティング!」というのを「投手ゴロの練習して意味があるのか?」と言った主将がいたが、たしかに初回のF商の投手のフィールディングを見たらスタンドに放り込むしか無いわな。無理やけど(笑)。とにかく、裁判官のナイス判断である?F商の選手のヘッドスライディングは充分に検察側の有罪判決の物的証拠になる。F商が勝つことは火を見るより明らかであった。しかし、下手をすればこのような残塁の多い試合は2時間半以上かかる。後30分も試合終了時間が延びていれば、おそらく高専は降雨ノーゲームで再試合の恩恵を受けていただろう。実際に敦賀の球場は7回降雨でノーゲームだった。ロン毛ですぐに柔道着のようにすそが出てしまうユニフォームの着こなしの悪い高専はやはり不利である。見た目という教育を高校野球はしている。見てくれで判断してくれるのであるということを。主役が「生田とうま」でなければならない理由がそこにある(笑)
F商の校歌を聞いた。甲子園で負けた気分になれた。4回までは最高のゲームだった。少し夢を見せてくれた。
第91回大会の結果分析
昨秋、練習試合などを参考にはじき出した県内ランキングの検証をしてみよう。(ランキングは下)
まず、全28試合中ランキングと結果が異なった試合は春の6試合から夏は4試合あった。( )内ランキング
秋・春のシード校が順調にベスト4に勝ち進んだ。若狭は初回の4点が大きかった。2回戦から準決勝まで番狂わせは無かった。番狂わせのうち2試合は延長戦で、すべて1点差の接戦だった。どちらが勝ってもおかしくない試合。理由を考えてみると、伝統、新戦力(監督、1年生)ぐらいか?どうして前年夏のランキングでほぼ決まるのでしょうか?個人競技ではないからでしょうか?夏をどう過ごすかが、次の夏に結果を出せるかにつながるという事実はどう考えればよいのでしょうか?今年は鯖江市長旗で結果を出すしかないが・・・・福井高専はランキングしにくいチームだが・・・
1回戦
羽水(21) 4-3(延長13回) 武生東(18)
羽水の監督は今年から八力先生。春も羽水は上位を倒している。過小評価だったと言える。といってもわずかの差だが・・
丸岡(29) 2-1 武生(26)
丸岡の監督山田先生は前武生監督(恩を仇では返せなかった)最下位を克服・・・練習試合がしたかった
若狭(17) 5-4 大野(7)
これが最大の番狂わせ?しかし、若狭は伝統校。福井高専にも春勝っている(笑)
決勝戦
敦賀気比(3) 5-4(延長11回) 北陸(1)
気比は春も福井商業に勝つなど地力アップ。昨年夏に比較して違う点は新1年生が4,5番を打っておりチーム力アップ!
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7月12日 地区大会(富山高専)
優勝は石川高専、MVPは宗澤投手と相性のよかった山谷君!
第44回北陸地区高専大会が終わった。
結果は準優勝であった。
最終回9−8とリードして1死までこぎつけた。
続く7番打者もツーワンと追い込みこの時点で勝ちを確信した。
ところが次の配球が大きく勝敗を分けた。どのような球種かは不明だが左打者の背中に当たった。追い込んでの死球は投手が一番気落ちするケースのひとつだ。外のストレートで十分だった。
今回急遽監督を引き受けることになったが、信頼を得るまでにはいたらず、先発メンバーやメンバー交替などは彼らに任せた。攻撃の指揮を任され、その役目は十分果たした。しかし、大事なところでの交替や守備への指示は控えた。昨年全国準優勝という経験に任せた。しかし、どこか狂った歯車を最後まで元に戻せなかった。監督を引き受けた時からの違和感は9回の死球を与えた瞬間、敗戦を覚悟するというどうしようもないモヤモヤした感情と共に渦の中に沈みこみ、2年連続全国への夢は泡となって消え去った。
第1試合富山 7-16 富山商船(7回コールド)
初回3点を先制した冨山だったが、立ち上がりに主戦が制球を乱して7失点。後は乱打戦となりそのまま商船が逃げ切った。
第2試合 決勝 石川高専戦 逆転負け!
カモシカもメロンも出なかった!
エース成光は痛み止めを打つのが遅かった。見方のまずいプレーもあり序盤に4失点。立ち直りかけたところで降板。宗澤の投入が少し早すぎた。山内をリリースに出せなかった。宮越を無駄に使ったことが敗因。大切なのは人事。メンバー交換後に山本コーチが変更できませんか?と言っていたが・・・・(甘い(笑))今日はノックバットをちゃんと持ってきた!まあ、出かけに言わなければ忘れていただろうが。
「人事を尽くさず、天命は・・・・」
10得点は采配合格です。その最大の貢献者は飯田君!MVPは彼でした。残念ながら、優勝を逃しましたが、最後のセーフティスクイズは「ありがとう」の一言。それに気づいた山内君にも「ありがとう」です。お疲れ様でした。来年は山本監督かな?
【敢闘賞】飯田(さらに小技に磨きがかかる。セーフティスクイズで締めくくる
【技能賞】塚崎(打撃はよかったが)、下野(意地のマルチヒット)、新井(ナイスバント)
チーム名 |
監督 |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
十 |
合計 |
石川高専 |
|
1 |
2 |
1 |
0 |
0 |
1 |
3 |
0 |
5 |
|
13 |
福井高専 |
奥村 |
1 |
0 |
0 |
2 |
4 |
1 |
1 |
0 |
1 |
|
10 |
【石川高専】○松浦−背戸口
【福井高専】成光,●宗澤−塚崎
7月9日
1回戦は福井商
希望かなって県営球場!
抽選会での前川キャプテン(ひとり長髪)・・・直後に14番くじを引く!
抽選序盤で福井商業の相手が決まり、監督連中の安堵のどよめきが
「福商と出来てよかったですね!」
春の2回戦の組合せ。
監督の「1年生大会の福商に雪辱」が実現するか!?
地区大会優勝への課題(過去の戦いから)
2005/10/16
http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/okumura/baseball/score/score2005101601.htm
伊藤=山本達のバッテリー不在の投手陣、24四死球の大乱調!
2006/5/27
http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/okumura/baseball/score/score20060527_1.htm
初回先頭打者への配球を見る限り塚崎のリードには落とし穴がある!
2007/3/21
http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/okumura/baseball/score/20070321ishikawa.htm
エース成光余裕の調整、塚崎サイクル・クリーンアップで2塁打8本12得点
2007/9/1
http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/okumura/baseball/score/20070901ishikawa.htm
とにかく、バッテリー、どの野球・・・プロだろうが素人だろうがキャッチャーの配球がポイント。まあ、投手がそこへ投げられないから弱いんですが・・・
外角低め一杯のストレートをまず磨いて欲しいところか?
あれもこれも見せてどれなら打てませんか?って相手の打者に聞いてみますか?
外角低めが好きな打者?なかなか見たことないですね(笑)
2008/3/15
http://toshichan.be.fukui-nct.ac.jp/okumura/baseball/score/20080315ishikawa.htm
立ち上がり宗澤は初回の1死から連続四球でピンチを広げ4番に長打を浴びて2点、さらにワイルドピッチで1点。宗澤の独り相撲。2,3回にもカウントを取りにいった球を簡単にヒットされ3回で7失点ノックアウト。4回以降は山田裕が抑えた。攻撃も6,8回にチャンスを作るも2,1点どまりで、ビッグイニングを作れなかった。
7月4日 壮行会
にぎやかに談笑
7月4日 地区大会(富山高専)
第1試合石川 10-2 富山商船(7回コールド)
4回までは、富山商船のアンダースローに苦しんだ石川高専だが、明らかに疲れが見えた5回二死から四球と連打で同点に追いつくと、商船のリリーフエースの速球を捕らえて7回に7点をあげてコールド勝ちした。ストレートには強いがゆるい変化球には打ちあぐねていた。左打者はいずれも高めに強い印象でだった。攻撃は富山商船もよくバットが振れていた。
第2試合 1回戦 富山高専戦 福井圧勝!
カモシカと戯れて・・・デザートはメロン!
決勝は石川高専 7/11
初回、富山高専は立ち上がり不安定な山内を攻めて二死1,2塁のチャンスに5番投手の谷島がセンター前にヒット、しかし、仲倉の好返球で本塁刺殺で、福井がツキを引き寄せる。その裏、気落ちした富山のエースを攻める。先頭塚崎が2球目を右中間に三塁打!そして、山内が初球を「ちかいのスクイズ」でたった3球で先制、加藤が三塁手のエラーで出塁すると、4番下野があわやホームランという大飛球で度肝を抜く。二死一塁!ここから福井高専の怒涛の攻撃が始まる。新井四球、仲倉が貴重な死球、成光も選んで押し出し(2点目)。ここで復活山田がライトへはじき返して2点(3,4点)。飯田がセフティバントで再び満塁。塚崎も死球で押し出し5点目。最後は先制スクイズの山内がレフトオーバーの三塁打で3点(6,7,8点)。わずか三安打で8点のビッグイニングとなった。3回にも四球を足がかりに飯田のバントが内野安打。塚崎のタイムリー、山内のバンドがエラーを誘って、最後に下野の技ありの犠牲フライで4点を追加した。投げては山内が4回無失点。最後は宗澤が切れのよいカーブで締めくくって5回コールド12-0で主管校富山高専を退けた。各選手が自分のよさをいかんなく発揮した。決勝は石川だが、石川も集中攻撃で富山商船を下している。速球派には強い!次戦はクリーンアップの活躍を期待したい。第一試合終了後スタンドで観戦していた石川に対して充分プレッシャーをかけるだけの初回の攻撃だった、今年の合言葉「まんしんはきんもつ!」を肝に銘じて。それとノックバットをお願いします。芯に当てると手ごたえがなくてうちにくい。
【殊勲賞】山内(先制スクイズ、ダメ押し三塁打、無失点),塚崎(好リード、先頭打者三塁打とタイムリー)
MVP争いは2人に絞られた!?
【敢闘賞】飯田(小技に磨きがかかる。次は打撃で!)
【技能賞】仲倉(守備で活躍、四球も大きかった)、山田(貴重なタイムリー)
チーム名 |
監督 |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
十 |
合計 |
富山高専 |
|
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
0 |
福井高専 |
奥村 |
8 |
0 |
4 |
0 |
× |
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|
|
12 |
【富山高専】●谷島−長谷川
【福井高専】○山内,宗澤−塚崎
於 富山市大沢野総合運動公園野球場
7月5日 紅白戦10:00〜・壮行会
7月9日 抽選会
7月カレンダー(津郷勇コレクションより)