YOSHIDA Lab.

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液状化の予測と対策


吉田研究室では地震防災に関する研究を行っています.
ハード的には「液状化による構造物の被害軽減のための工法」を開発し,
ソフト的には「福井県の地震防災支援のためのソフトウエア」を開発することを主なテーマとしています.
詳しくは以下の

 液状化の予測と対策
  キーワード:模型振動実験,地盤沈下,側方流動,リサイクル材料,丸太,空間分布予測


液状化現象とは?!

 地盤の液状化という現象をご存じでしょうか?地下水位の高い緩い砂地盤で地震が発生すると,今まで硬かった地面が突然液体のようになり,地上にある建物などの重いものは地中に沈み,地中にあるパイプなどの軽いものは浮いてきます.下の写真は1993年釧路沖地震の時に地中から浮上してきたマンホールです.私の身長が176cmですから1m以上浮上している様子が分かると思います.吉田研究室では長年,この液状化現象の予測と対策に関する研究を行っています.


釧路市木場で浮上したマンホール(1993年釧路沖地震)


再液状化で再浮上したマンホール(1994年北海道東方沖地震)

根室港で発生した噴砂孔(1994年北海道東方沖地震)

丸太を用いた液状化対策



福井市の地震動予測と上水道管路の被害予測