環境都市工学科の前身は土木工学科です。環境都市工学科に改組されてから,「環境(ひと,もの,いきもの)と調和(共生)したまちづくり」を目指す内容が多く組み込まれています。新しいものをつくるだけでなく,今あるものを「どのように維持(保全)するか」あるいは「リサイクルさせる」かが重要な時代です.なお,旧土木工学科を卒業して建築士やインテリアデザイナーとなり活躍している卒業生も多くいますが,本学科が目指すエンジニア像とは若干異なります。
しかし,平成17年度から18年度にかけて起こった構造計算書の偽造事件を契機に,本学科でも建築面の充実を図るべくカリキュラムの変更が検討されました。平成19年度新入生からは「建築設備」,「建築法規」,「建築計画」,「建築一般構造」の内容がカリキュラムに含まれております。
また,建築士資格の「科目認定」に関係する法律の改訂を受けて,平成20年度からは建築計画,建築環境,建築意匠,建築史,建築設備,設計製図が拡充されることになっております。
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