21世紀の都市に求められる要件は、周辺の自然環境を破壊することなく、
その生態系と調和していることです。そのために、国土利用の最適化を計り、
資源・エネルギーのリサイクルシステムの確立が望まれます。
そこで、環境都市工学では、環境問題への対応を重視し、
自然生態系(大気・土壌・水)をモニターするためにリモートセンシング/GISの技術を応用し、土地利用計画システムの構築を新たな領域としています。
また、交流の広域化や国際化に対応するため、ポート
(空港・港湾)や交流拠点の整備が必要となる。
ここでは、交通ネットワーク・都市施設の最適化を初め、
アーバンデザイン・設計に必要なグラフィックシステムを駆使して、
これらの新たな課題に取り組んでいます。
さらに、高度情報化社会に対応するため、技術者はCAD等高い情報処理能力が要求されます。
そして、都市には情報センターが設置され、それらは全国レベルの
広域情報ネットワークで結ばれると共に、ネットワーク計画システムによってサポートされます。
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